清廉潔白な資本主義
多かれ少なかれ、混合的な資本主義の道を選びとったいわゆる発展途上のすべての諸国は、この体制の信奉者の人種や宗教にかかわりなく、資本主義体制がいかに買収に適しているかについてうらやましげに表明しています。
ラテンの買収、アフリカの買収、東洋の買収・・・。
これらはいずれも同じ闘争であり、同じ手段です。
しかし、資本主義をこのゆえに非難するのはむずかしいでしょう。
ある人びとによって社会主義的計画経済と言われていた経済も、まだ何カ月か前にそれ以上に高い買収の水準を示していたからです。
今日ではすでに周知のことですが、買収の水準はソ連社会主義の誕生以来たえず上昇してきました。
ところが、誕生期の資本主義の場合にはそうではなかったのです。
この時期には買収が極度に低下したのです。